私の父親の変わった教育法

ダメな理由を説明するのも教育

私の父親の変わった教育法 子供にこうしてはダメ、ああしてはダメ、と教えるときは、理由もきちんと説明すべきだと思います。理由もなくダメだと言われたら、大人だって納得できないでしょう。子供は理由なんて聞かずに黙って大人の言うことを聞け、という教育はあまりにも乱暴だと思います。これは昔からある日本の教育現場での問題点だと思います。私は子供の時から感じていました。学校には様々な校則がありますが、校則で禁止されているからダメ、というのは理由になっていません。なぜ髪を染めてはいけないのか、なぜマニキュアを塗ってはいけないのか、説明してくれた大人はいませんでした。合理的な説明ができないからこそ校則だとごまかしているように思えてなりませんでした。

こんなことを思うのは、毎日行くスーパーでよく見かける親子がいるのですが、親の叱り方に違和感を覚えるからです。子供は5歳くらいなので、言って聞かせることは充分に可能な年齢です。子供が何をしてもダメ、ダメ、といつも怒っています。確かにスーパーの中で走り回るのは危険なのでダメと教えるべきです。コロッケのような丸出しのお惣菜を買いもしないのに触るのももちろんダメです。ちゃんと理由も説明できるはずです。しかしそのお母さんは、子供が箱に入ったお菓子を手に取っただけでダメ、カートを押すのもダメ、と言います。大人だって箱を手に取って眺めたり、カートを押したりしているのに、子供がするのはダメ、では子供がどう感じているか他人事ながら心配になります。叱り飛ばすだけが教育ではありません。

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